4番目 4th 2004 7 24

 3番目の危機は、中東において、その可能性がありましたが、
ヨーロッパの英断で、その危機は回避されました。
もちろん、アラブとイスラエルの最終的な戦争は、可能性として、あり得ます。
そういうわけで、アメリカは、イラクから撤退できないでしょう。
 4番目の危機も、やはり、石油が関係します。
これは、中国が、危機の中心となります。
中国13億人が、欧米人並みの生活を望む時に、
深刻な石油不足が発生し、石油危機となります。
 その時、どうするか。
中国が、石油を求めて、油田があるロシアへ進出する可能性があります。
つまり、中国とロシアの国境に、4番目の危機があるのです。
国民のために、食糧とエネルギーを確保するのは、
国家として、当然の行動となります。
それができないならば、中国を、ひとつの国として、まとめることはできないでしょう。
ですから、中国が、石油を求めて、行動するのは、やむを得ないでしょう。
しかし、それが、悲劇を生むのです。
 ある意味で、3番目の危機よりも、4番目の危機の方が深刻でしょう。
中国も、ロシアも、核大国ですから。











































Stock market conditions へ戻る

トップページへ戻る

past matter table 32 へ戻る

News Idea Factory へ戻る